“既存の調剤薬局の概念を覆せ” これを合言葉に、私たちあけぼの薬局は、茨城県南西部の8店舗で業務を行っています。私はよくこの8店舗の経営に対して、薬局経営としてはほどよい店舗数と話しています。開設者の意向や方針が隅々までいきわたりにくい多店舗と違い、職員数も60名ほどで、すべての職員の人柄も把握でき、家族的な雰囲気の職場づくりができる。また個々の独創的な意見を取り入れて、何事にも迅速にチャレンジできる。これこそが“既存の調剤薬局の概念を覆す”薬局を作るよい環境であると考えています。私たちはこのような環境のもと、既存の調剤業務に加え、在宅医療、HPN(在宅中心静脈栄養)、シリンジポンププロバイダ事業、プライベートブランド(PB)サプリメント開発・販売など特色ある様々な業務を行っています。今後も、職員一人ひとりの力を活かし、全員で成長しながら、患者さま、地域の方々に必要とされる役割を担っていきたいと考えています。

 さて、これから、薬剤師のスタートを切るみなさん。じつは私自身、30年にわたり、薬剤師として現場に在り続けています。高カロリー輸液をお届けすると「俺の命綱をありがとう」と言ってくださるご年配との出会いもありました。障害をお持ちのお子さんのご家族にも、「薬を届けてもらえるから、娘が退院できた。学校にも通える」と感謝の言葉をいただきます。患者さまの生活の場で、医療人としてサポートしていくやりがいは、言い尽くせないものがあります。私は、この仕事がいっそう好きになりました。 社会は変わり続け、患者さまとご家族のご要望も変わっていきます。だからこそ、私たち薬剤師は、患者さま一人ひとりと向き合い、よく考えて、自ら変わっていかねばならないのだと思います。そうして、薬学や病気の専門知識を有し、現場経験を積み、医師のパートナーとして、医療人として、必要とされる存在で在り続けたい。――そんな気持ちをわかちあえる人材に、心より期待します。

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